強迫性障害を乗り越えた先に

強迫性障害が治る時、それは新たなスタートです。

感情整理①

こんにちは。yonesonです。

連日雨が続きますね。そういう意味では梅雨らしいとも言えますが、九州は災害レベルの雨が続いているようですし、何かバランスが崩れている気がしますね。

そろそろ梅雨明けして、太陽をたくさん浴びたいものです。

 

 

1、今回はテーマ無し!

今回はいつもの記事とは若干毛色が違います。特定のテーマについての記事ではなく、自分の心情の整理の為に使いたいと思います。

 

私がこのブログを始めた理由の一つは、強迫性障害で苦しんでいる人に、少しでも有益な情報が提供出来ればという想いです。

その為過去を振り返りながら記事にしている為、現在進行形で揺れている心情はあまり書かずに、綺麗な文章を書いていたいと思っていたのです。

ただそのような制限をかけることで表現しにくい事柄が出てきてしまい、ブログをやるもう一つの理由、「アウトプットの場」としての意味が霞んでしまうと思いました。

そこで今回は特定のテーマを設けずに、自分が今揺れている問題について整理する場にしたいと思います。

 

 

2、揺れている自分

さて今私がグラグラ揺れている理由は、大きく分けて以下二つです。

①母の病気

②長引く就活

 

①母の病気

他記事でも少し触れたことがありますが、去年の夏に母が大病を患いました。

母は健康診断を長年受けていなかった為、発見が遅くなり根治は難しいとのこと。そこで現在の治療方針は服薬により、「良く生きる時間を少しでも長くする」ことがメインになっています。(もちろん希望は捨てていません!)

 

この出来事は私を含め、家族にとって正に嵐となりました。

家では父が持病を抱えているので、「何かあるとしたら父」という考えがどこかにありました。それが全く想像していなかった母の病気に家族はパニックになりました。

検査や通院でバタバタし、治療方針が固まったのが去年の年末で、正直精神的にギリギリでした。

そしてこのことは②とも密接に関わっています。

 

②長引く就活

私は一昨年末に転職の為、当時勤めていた会社を退職しました。

理由は今後のキャリア構築を考えた点と、会社の体制に不信感があり、この先長く勤めることが出来ないと判断した為です。

ところがその後の就活期間が、かなり長くなってしまったのです。

今狙っている仕事は私の経験とリンクしている部分があり、関連資格も持っているのものの、なにぶん未経験の為結構苦戦していました。

ですがつまらない見栄もあり、ブログではそれについて触れずにいこうと思っていました。(笑)

 

でもせっかくこうして自分の気持ちを出せる場があるのに、活かしきれないのはもったいないと思い、思い切って触れてみることにしました。

 

①と②は本来別々に当たるべき事柄かもしれません。私と同じ状況で立派に仕事と介護を両立している人もたくさんいるでしょうし….

私は毎日グラグラ揺れまくっていて、精神的に落ち着く日はありません。

でも母に「私のことであなたの人生を止まるようであれば、私はそれが一番悲しい」と言われ、身が引き締まりました。

 

 

3、覚悟は出来ない

母のことで遅ればせながら気付いたことは、変わらないものは存在しないんだなということです。

親との別れは必ず訪れるものだということは頭では知っていたつもりですが、今回のことで初めてリアルな実感として認識せざるを得ませんでした。

 

私は親との別れについて覚悟を持つことは出来そうにありません。でも常に心に留めているようにしています。そうしないと何かあった時、動けなくなることが容易に想像出来るからです。

でもこれメッチャしんどいです。常に臨戦態勢をとっているようなものですから。

 

当然母も色々考えているようです。自分の状況を理解してからというもの、一気に家を片付け始め、大量に「モノ」を処分しました。

母の一部が家から無くなっていくようで、その場で泣かないようにするのが精いっぱいでした。

また両親が亡くなった時に開封するよう指示された箱の説明もされ、「勘弁してくれ」と言う心情でした。

親のそういう姿を見るのがこんなに辛いとは…

 

本当に誰もがこのような気持ちを味わっているのでしょうか?

 

 

4、仲間の存在

そんなギリギリな私が何とか持ちこたえているのは、友人の存在が大きいです。

一緒にバドミントンをやり、話を聞いてくれる人達です。涙が出るくらいありがたいです。

 

元々私の家族は人に相談したり、内面を表現することをしない人達です。

加えて父・母ともにほとんど友人がおらず、家族以外の人間との外出も一切しません。

二人には二人のやり方があると頭では分かっていても、今どうやってバランスをとっているのか心配になります。

 

そういう私も20代半ばまで、人に相談する習慣はありませんでした。

ですが病気になったことで人に相談出来るようになり、そのおかげで今なんとかもっていると言っても過言ではありません。もちろん一方的に支えてもらうことのないよう、気を付けていますけどね。

そのおかげで「誰にも言えず抱え込んでいる状態」にはならずに済んでいます。

 

父は周りを全員ライバルとみなしガムシャラに頑張ってきた人ですから、今更変わることは難しいかもしれませんし、そもそも変わることを望んでないかもしれません。

 

私も学生時代から今みたいな人付き合いが出来ていれば、今とは違う人生になったかもしれないと思うこともありますが、全ては「今から」ですよね。

 

 

5、最後に

今回は特定のテーマの記事ではない為、とりとめのない内容になってしまいました。

でも少しだけ気が楽になったので、書いてみて良かったと思います。

 

考えてみると私は昔から、苦しいときはとにかく紙に書くということをやってきました。

書いたからと言って問題が解決するとは限りませんが、この「書く」という行為にずいぶん救われてきました。

病気で苦しい時も他の人に理解はされないと思っていたので、毎日のように書きまくっていました。

書くと言う行為は誰にも迷惑をかけませんし、話せばドン引きするような内容でもA4用紙は受け止めてくれます。(笑)

 

書いて外に出すということは、自分の中のモヤモヤに形を与え、居場所を作ってあげることでもあります。

この「書く」行為。いつか自分の武器になり、何かに繋がるようなそんな予感もあります。(ちょっと夢見すぎかな?)

 

これからも自分のリズムで文章を書いていきたいと思います。

それでは今回はここまで!!