強迫性障害を乗り越えた先に

強迫性障害が治る時、それは新たなスタートです。

スポーツと思考 「出来ると思えれば出来る!」

こんにちは。yonesonです。

これまでは強迫性障害についての記事を書いてきました。

今回は少し気分を変えて、自分の趣味に関連する「スポーツで感じたこと」をテーマに書いてみようと思います。

 

 

1.スポーツがもたらしてくれるもの 

以前の記事でも触れたことがありますが、私は昔からスポーツが好きです。

学生時代はずっとテニス部に所属し、上手いとは言えませんでしたが心の底から熱くなれるものでした。

そして3、4年ほど前からはバドミントンを始め、今は楽しくて仕方がありません。

 

 

私は自分で言うのもなんですが普段私は礼儀正しい方だと思ってます。(笑)

ただ人からの視線を気にしすぎる等、窮屈な思いをすることも多いです。

 

それがスポーツになると「自分」が一気に解放されます。

もちろん節度は守りますがプレー中は嬉しさ、悔しさを全身で表現し相当熱くなります。

厳しい球にも食らいつき、気迫でも負けまいと闘争心を前面に出します。

 

その為普段の私とのギャップを感じて驚く人もいるようです。(笑)

ですが私はそんな自分好きですし、その雰囲気に好感を持ってくれる人も多いです。

 

こんな具合にスポーツは自分を解放できる貴重な場でもあります。

いつも礼儀正しく我慢ばかりしていたら、ストレスも溜まりますもんね。

 

 

2.上手くなりたい

今でこそバドミントンは楽しく「上手くなりたいなぁ」思っていますが、やり始めた時の考えは今と少し違っていました。

当初は、「俺はテニスをやってたからラケット感覚も持ってるし、他の人より上手くできるだろ」位の気持ちで、好き勝手に打って楽しければいいと思っていました。

確かにそれはそれで楽しかったんです。

 

ところで私が参加しているバドミントンサークルには、めちゃくちゃ上手い人がいます。

素人目で見てもフォームがきれいで、動きもバドミントンに特化した動きです。

そしてその人と試合をしても、勝てる気が全くしないのです。

もちろんそれは当たり前のことなのですが、強く思いました。

 

 「やっぱり悔しい…..」

 

そして「テニスの動きでは駄目だ。バドの基本を覚えていかないとテニスの時と同じことの繰り返しになってしまう。」と思い始めます。

これは自分にとっての苦い記憶であります。

yoneson.hatenablog.com

 

上にリンク貼りした記事でも触れましたが私は学生時代、テニスに真剣に打ち込んだとは言えないと思っています。

楽しんではいたのですが、本気でプレーしたり練習することを避けていました。

これは本気の失敗や負ける事を恐れていた事が原因の一つです。

とりあえずは楽しくいいプレーが出来ることもありますが、上手くなることは難しく、「本気でやって初めて得られるもの」も手に入りません

 

 

「もうあんな想いをしたくない」

そう思った自分は”テニスの先のバドミントン”を辞める決意をし、バドミントンとしての握り方、打ち方、動きを練習し始めました。

ところがスポーツをやっている人ならわかると思うのですが、前のスポーツで染みついたクセは簡単にはリセット出来ないのです。

やはり曲がりなりにも10年近くやってきたテニスのクセは、自分の体に染みついています。

教わった基礎の動きもなかなか出来ない。自分では出来ているつもりでも、後で動画で確認してみると、まぁ恥ずかしいくらい出来てない(笑)

でもテニスの時と違って真剣に取り組んでいて、それ故出来るようになってくると嬉しいんです。

 

 

3.もう一度動ける体をつくりたい

 もう一つバドミントンを真剣にやり始めてから感じたことがあります。

それは体力の低下です。

これ結構ショックで、かなり凹みました。(泣)

 

そこで週に1、2回程度ですが、走って体力をつけようと考えました。

例え技術が向上しても、パフォーマンスを発揮出来る時間が短ければ勝てないし、プレーも雑になります。

 

まだまだ走れる距離・スピード共に大したことはありませんが、確実に体力がついてきたのを感じます。

 

体力がつけばプレーに余裕が出来て頭も働くようになる為、球の打ち分けや試合の組み立てにも力を配分できる。

結果どんどんモチベーションが上がり、楽しさも大きくなってきました。

 

正直走らなきゃ体力が衰えていくのかとショックでもありました。

でも考えてみると学生時代は授業や部活等で走る機会は多くあったんですよね。

もちろん年齢による体力低下は確実にありますが、大人になってからは走ろうとする意志がない限り走らない。つまり「単純に機会が減った」というのもありそうです。

アスリートだって年齢や状況に合わせてトレーニング内容を変えていきますからね。

 

 

4.出来ると思えれば出来る

また最近練習の中で強く感じたことがあります。

それは「出来ると思えれば出来るが、出来ないと思えば出来なくなる」ということです。

 

私は想像(妄想?)で、いいプレーをしている自分をイメージするのが好きです。

イメージトレーニングの側面もありますが、そういう自分を想像すると楽しいからという理由でもあります。

 

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ところで少し話がずれますが、私は以下のように思う事が多いです。

体調を崩して、人よりも遅れてしまった

まだ自分の意志で何も成し遂げていない

 

この2点から自分に自信が持てない事が多く、自分自身にブレーキをかけている感じがするのです。

 

つまり何が言いたいのかと言いますと、スポーツ以外でもそうですが思考は発揮するパフォーマンスに大きく影響するということです。

「相手強そうだな」、「大丈夫かな」等のネガティブな思考は、間違いなく力の発揮を妨げます。

 

私も自信の無さがプレーに影響し、自分を縮こませ、力の解放(?)に抑えが効いている部分があると思います。

「こういうプレーをしよう」と思っても、「出来ないだろうな」と思えば、やる前から失敗しているも同然です。

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ここで話を戻しますが、最近イメージ通りのプレーを実現出来たことがあったのです。

試合のある場面でのことですが、ふと「今ならあのプレーが出来るんじゃないか」と思いやってみたんです。

 

結果は予想以上で自分でも驚きました。その時は体調も今一つで、ベストコンディションではなかったのですが…

 

その時に自分の能力を制限しているのは自分の思考で、それを外していく為には練習の外側、普段の自分が「自分で考えて行動し、達成経験を積み重ねていく事」が欠かせないのだと思いました。

 

「結局そこにいきつくのか、今の俺の課題じゃないか」と課題の大きさに圧倒されそうにもなるのですが......

 

 

5.最後に 

現在バドミントンは私の人生の中で一番ハマったものになっています。

もっと若いときから心を開いて色々経験していれば、他にも熱中出来るものに出会えていたかもという後悔はありますが、これからそういう機会を増やしていきたいと思います。

 

最後に.....

「スポーツは最高だ!!」