強迫性障害を乗り越えた先に

強迫性障害が治る時、それは新たなスタートです。

「ピンチはチャンス」は本当か?

こんにちは。yonesonです。

今日はタイトル通り、「ピンチはチャンス」をテーマに書きたいと思います。

結論から述べますとイエス。ピンチはチャンスになり得ると思います。

ただしそれには苦痛を伴いますし、「自分の状況を受け入れて勇気を出せた時に限る」という条件が入るような気がします。

 

目次

 

1.転換期は苦しい

さて何故このタイトルなのかと言いますと、転職中の今の自分の状況がどちらに転ぶのか、「この苦しい時期も後から見た時大事な転換点となってくれるのだろうか」と思ったことがきっかけです。

転職活動の経験がある方は共感していただけるかもしれませんが、転職中は様々な場面で心が大きく揺れます。正直結構キツイ!

 

・今の自分の持ちカードで何が出来るのか?

・やりたいことはあっても果たしてその仕事に就けるのか?

・次入る会社が変な会社だったらどうしよう

・人と比べたりすると自信がない。早く立ち位置を安定させたい。

などなど….

 

上記のように際限なくネガティブに引きずられそうになります。

その中で

自信を無くす⇒まだいける、もうちょい頑張ろう!⇒やっぱ辛い

こんなループを繰り返しながら少しずつ先へ進む。

私にとっての転職活動はこんなイメージです。

 

 

2.自分が持っている「もの」の価値

ここで話が少し変わりますが、私は本や新聞等で人の考えを知るのが好きです。

そして多くの人が少なからず苦しい思いや挫折を経験し、その先に進んだ「今」の状態から発言しています。

つまり発言した時点で、その考えは商品(本等)としてのある意味落ち着いた状態のものですが、その人も苦しみや転換期の渦中にいるときは、今の自分と同じく揺れたり迷ったりの苦しさを味わっていたのかなぁと思います。

たまに「あんたはなんだかんだで色々持っていて、結局は恵まれてるんだよ!」とひねくれた考えも浮かびますけどね。

でももしかしたら他の人も私のことを、「持っている恵まれた人間」と思っているかもしれません。

 

このように自分が持っているものに価値を見出すことが出来れば、少しは行き詰まり感も小さくなるかもしれない。

ただ、

 

(主観) 自分の望みや自分が持っている力・長所

(客観) 人から見た時の自分の長所、適正

の二つがなかなか一致しないことも多いはず…..というか気付くのは難しいですよね。

 

そして色々な要素を調整して、どの方向に一歩を踏み出すのか….

これは頭で考えてばかりだと泥沼にはまっていきます。

 

私はそんな時キャリアカウンセラーや知り合いに話を聞いてもらい、状況を整理するようにしています。

その結果、適正が今まで自分が思ってもない方向にありそうならどうするか….

 

私も未熟とは言え歩いてきた歴史があり、その中で感じ、ぼんやりと進みたい方向も出てきました。

でも年齢や経験などで他の人よりも不利なこともある….どうしよう。

 

 

3.ピンチとチャンスどちらなのか

ここでようやくタイトルの「ピンチはチャンスというのは本当か」という部分に繋がります。

迷っている時の選択は人それぞれ違います。

 

・「あの時自分の考えを貫いて良かった」

・「別の方向に可能性を見出し、あの時は思いもしなかった幸せを今感じている」

 

上記の2つはどちらが正しいとかではない。

ただその時の歩みや選択で、「あの時の選択で今こうなった」に繋がっていく。

私は多分どの道を選んでも、途中苦しい事があると「あっちにいっておけば良かったかも」と思うことがある気がします。(情けない….)

 

つまり「ピンチ」という定義自体が曖昧で、本当に絶望的なのか、それとも今までの自分のやり方が通じないからとまどっているのか….

 

今の私はおそらく後者です。

今はピンチではなく、大きな構造改革を求められている時期で、乗り越えればおそらく一回り以上成長しているだろうなと思います。

 

でも今までの未熟で不自由で、使い慣れた「自分のやり方」。

これを変えていくのはなかなか大変です。

だからこそピンチでもあり、チャンスにもなり得るのだと思います。

 

 

4.最後に

最後の締めになりますが、この記事はあえて前向きな言葉で締めるような終わりにはしないでおこうと思います。

今はポジティブ、ネガティブが入り混じる状態です。

私もなるべくなら「こういう事があるけど頑張っていこうと思います。」というまとめ方が好きですが、ポジティブだけだと疲れますからね。

「どうなるかわからないけど、今こういうことを思っています」という形で終わらせたいと思います。

そして何年か後に微笑ましい気持ちでこの記事を見られるようになっていたいなと思います。