強迫性障害を乗り越えた先に

強迫性障害が治る時、それは新たなスタートです。

楽な見え方・眼鏡を求めて② 「眼鏡屋に行く決心」

皆さんこんにちは。もち丸です。

5月になりようやく花粉も落ち着いたとのニュースがありました。にもかかわらず私の花粉症は何故か終わりません。まぁアレルギー持ちの人は大抵が複数のアレルゲンがあるので、私自身年中かゆいと言えばかゆいのですが...(泣)

 

さて今回は久々に「見え方・眼鏡」についての記事です。

1回目の記事を書いたのは随分前なのですが、中々次のアクションが出来ずにいた為、ずいぶん間が空いてしまいました。

ですが今回久々に進展があったので、2回位くらいにわけてまとめていきたいと思います。

 

 

 

1、状況は一向に落ち着かず

今私は家族の看護や自身の転職、そしてコロナ等、色々なことが落ち着かない状態です。以前見え方に関する記事を書いた時は、色々と落ち着いたら気になる眼鏡屋に相談に行こうと思っていました。

ところが母は緩和ケアに入ってしまいましたし、転職も未だ決まらず、更にコロナも収束にはまだ時間がかかりそうです。

 

私が眼鏡作りや見え方に苦労している話は、以前の記事で書きました。

yoneson.hatenablog.com

 

この話は特に見え方に苦労していない人にとっては、あまりピンとはこないかもしれません。

ですが私は「不同視」+「強度近視」+「片目人工レンズ」と問題要素が多い上、これまで眼科や眼鏡屋で相談しても、「あなたの目じゃ眼鏡は難しい」、「もう片方の目を手術するまで付き合っていくしかない」と言われ、軽く絶望しています。

でも事態が落ち着くのを待っていると、時間ばかりが過ぎてしまうと焦っていました。

 

 

2、コンタクトもストレス

私は現在コンタクトと眼鏡を併用することで、何とか生活が出来ています。ただ私にとって、コンタクトを使うのも結構ストレスなんです。

 

まずストレスの一つにアレルギーがあります。

私は元々アレルギー体質であり、様々な花粉やハウスダストに反応します。また冒頭でも少し述べましたが、私も複数のアレルゲンがあり、ハウスダストにも反応性が高いらしいのです。その為年中かゆいと言えばかゆいですね(泣笑)。

特に花粉が酷い時期にはコンタクトを使用すると目がゴロゴロするのですが、コンタクトを使わないと日中作業にならないので辛いところです。

 

そして次に気になることが、仮眠がとれないことです。

コンタクトを入れている間は、仮眠は推奨されません。その為一度コンタクトを入れると、作業の合間にちょっとお昼寝というのが出来ません。

またちょこっと車を運転する時も、その短時間の為にコンタクトを入れる必要がある為、それも不便と言えば不便です。

 

 

3、自分より大変な人がいるのもわかる

私も頭では「自分はまだコンタクトを使えば見えるから幸せなほうだ」と思います。でも本音を言うと、やっぱりコンタクト無しで生活したいです。目に苦労していない人が羨ましいと思ってしまいます。

そして今後老眼が始まれば、今ピント調節機能が残っている右目も頼りに出来なくなります。

私は神経症により、長年「目」に苦労してましたので、「神経症が治った後も、しかもこれから先ずっと目に苦労しなければならないのか」と思ってしまいます。

 

そして私よりもっと大変な状況にあっても、今ある自分を活かしながら精一杯生きている人達がいるのも知っています。そしてそのような人達を尊敬するとともに、口ではあれこれ言ってもまだ何も出来てない自分を情けなく思います。

 

 

4、同じ苦労をしている人がいた

ただ不同視や白内障手術について調べるうちに、私と同じような苦労をしている人が一定数いることがわかりました。そして状況が苦しいだけでなく、人に苦しさが理解されにくいという話も聞きました。

その人達の言葉を見ていると、「自分が今思うように動けていないことは事実だとしても、自分の苦しみを過小評価しなくてもいいんじゃないか」と思い始めました。

そして私と似た状況の人でも、自分に合う眼鏡と出会ったことで、快適に生活出来るようになった話も聞きました。その為「いつか落ち着いたら」ではなく、もう「今」行ってみようとも思い始めたのです。

 

 

5、眼鏡作りが怖い

私はこれまで10本近くの眼鏡を作ってきました。ですがいずれもしっくりと来る眼鏡にはならないのです。

新しい眼鏡を作るたび、「今度こそ!」と期待するのですが、その度に上手くいかず落ち込むということを繰り返してきました。その為「また今度の眼鏡も上手くいかなかったらどうしよう」と、眼鏡作りが少し怖くなっているのです。

また眼鏡をしっかりとしたお店で作ろうとすると、やはりそこその値段になります。その為気軽に作るのが難しいというのも、眼鏡作りが怖い一因になっています。

 

また私は現時点で仕事が決まっていません。普通の人ならそこまで気にしなくてもいいのですが、私は作業距離によって眼鏡を使い分ける為、仕事が決まって「手元~cmで作業をすることが多い」というのがわかってから、眼鏡を作成した方がいいのかとも悩んでいました。

 

転職活動に関しても以前は事務系で終日PCを使っていましたが、そもそも「自分の目は事務職に向いていないのではないか」と思う事があります。その為私にとって見え方の調整は、仕事選びにも影響するのかなと思っています。

そのような状況が重なったことで、「アクセルを踏みたい」、「でもそれ以上にブレーキを踏んでしまう」という、地獄の板挟み状態になってしまったのです。

 

 

6、行動した結果出会えた希望

ただ「今自分がかけている眼鏡が、世界で一番今の私に合っているか」と自問自答すると、答えは否です。それだけは自信を持って言えます。

その為もし今の事態を少しでも改善出来るならばと、気になる眼鏡屋さんに今の自分の状況をメールにて送ってみました。そして頂いた返信メール内容は、今の私の苦労を理解してもらえたような内容でした。

どうやら私のような苦労をしている人を何人も見てきたそうで、詳しくは検査をしてからではあるものの、私よりも左右差が大きい人でも眼鏡を作れたケースも多数あるようです。

 

それを聞いて諦めかけていた私に、希望が少し出てきました。

「自分にはもう楽な見え方は無理なんだ。これからも他の人が苦労しないで済むことで、ずっと苦労しなければならないんだ」とずっと思ってきましたから。

このアクションがどのような結果になるかは、まだわかりません。また駄目だったと心折られる結果になるかもしれません。それでももし、コンタクト無しで生活出来るようになったとしたら、私にとっては本当に最高の想いです。以前ブログで述べた、正に踏ん張れる足場を手にすることが出来るという想いです。

yoneson.hatenablog.com

 

 

7、最後に

今回の記事では眼鏡屋に行くまでの話をまとめました。このブログを書いている時点では、実際に眼鏡屋に行き、現在眼鏡完成を待っているという状況です。

次回の記事で実際に眼鏡を作成した時の感想をまとめるつもりなので、もし今不同視で苦労している方がいたら、よろしければ次回の記事も是非ご覧ください。