強迫性障害を乗り越えた先に

強迫性障害が治る時、それは新たなスタートです。

楽な見え方・眼鏡を求めて① 「問題の整理」

皆様こんにちは。今年初の投稿になります!

かなり遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。

2020年が皆様にとって良い年になりますように。

今年は自分だけでなく、人の幸せや成功も応援出来るようになりたいというのが目標の一つです。

その方が運の流れも良くなるだろうし!

 

さて今回は不定期更新テーマの、第一回目の記事になります。

テーマは、「目、見え方、メガネ」についてです。

私はこれまでずっと眼鏡作成等、見え方の調整に苦労してきました。これが大きなストレスになっていることに気付き、それを整理する意味でも記事にしてみました。

何か新たな動きがあり次第記事を書いていきますが、このテーマの最終回はハッピーエンドになると決まっています。(笑)

うまくいくまで諦めないので!

 

私と同じようにメガネ作りに苦労している方は多いと聞きますので、少しでも参考になれば幸いです。

 

 

1、自分の「目」の状況

私は昔から目が悪く、高校生の頃からメガネをかけていました。

ただ単純に視力が低いだけではあまり問題にはならないのですが、私はブログで書いてきたように、メガネを作り始めた頃から目に関して神経質になり、神経症になったという経緯があります。

その影響で見え方が気になり、次々にメガネを作り替えていました。その為自分にとって楽な見え方、合っているメガネというものがわからないまま来てしまったという感覚があります。

ただ私にとって不調の原因は複数あり、目が全ての原因ではなかったのだと思います。実際目の部分が大きいのだとしても、特別目にフォーカスしてしまったわけです。

それが様々な取り組みによって他の問題が排除されていき、改めて向かい合うべき問題が見えたという印象です。

 

そしてこの見え方の問題を解決するにあたり、大事なキーワードが二つあります。

それは「不同視」「人工レンズ」です

 

 

2、不同視

不同視とは簡単に言うと左右の視力差が大きい状態、もしくはそれに伴うメガネの左右矯正差が大きい状態を指します。

これにより頭痛、肩こり、眼精疲労の他、自律神経症状を含む様々な不調が出てくる可能性があるのです。

 

ただ不調を感じる程度は個人差が大きく、昔から左右差がある状態に慣れている人は、左右差が大きいメガネをかけても平気な人も多いそうです。

不同視の詳細については省略しますが、簡単に言うとメガネの左右矯正差が大きいと、脳はその左右差を処理する為に凄い頑張る必要があります。

この「頑張り=過負荷」が原因となり、体の不調が出てくる可能性があるのです。

 

この不同視で苦労している人は結構多いそうです。しっくりくる眼鏡を作成出来ずに不調を感じたり、中にはノイローゼになる人もいるそうです。

 

 

3、人工レンズ

私の場合は上記不同視に加え、片目が人工レンズという点も面倒なポイントです。

私は数年前に左目を若年性白内障により、人工レンズに替える手術をしました。

白内障は基本的に老化現象であり、加齢により個人差はあれほぼ全ての方がなるそうです。

ただ中には私のような30代、中には20代・10代で発症することもあり、手術が必要になるケースがあります。

 

そして人工レンズと人の目(水晶体)の一番の違いは、ピント調節機能の有無です。

私達は特に意識せずとも、見たい距離にピントを合わせることが出来ます。

対して人工レンズはピントが1ヶ所にしか合いません。その為手元30cmの距離にピントを合わせた場合は、30cmの手前も先もピントが合わない状態になるんです。

簡単に言えば老眼と同じ状態です。

 

ただ老眼の人にとって白内障手術は基本的に、メリットの方が大きいです。

言い方は悪いのですが老眼の方はピント機能が落ちている為、既に人工レンズの見え方に近い状態になっているからです。

対して若い人にとっての手術は、持っているピント調節機能を手放すことになります。

これが若年性白内障の辛いところですね。

 

その為手術の際はどこにピントが合わせるかを、生活習慣やもう片方の目の状況等を考慮しながら医師としっかり話し合って決める必要があります。

通常は片目だけ手術をする場合は、手術しない目の視力に合わせるというのがセオリーです。そうすれば不同視も防げ、メガネでの調整も容易になります。

ですが私はもう片方の目が強度近視の為、そちらに合わせると両目がド近眼の状態になります。そして右目が将来白内障になった場合、両目のバランスを考えると今度は右目も強度近視に調整しなければなりません。

そのような理由から軽い近視の状態になるような焦点にしました。

 

今思えばもっとしっかりと医師と話し合っておけば良かったと思います。

ですが当時は手術の説明を聞いても、どのようになるのか理解しきれていませんでした。早く楽になりたいと手術を焦ったのも事実です。

そして元々左右差が大きかった私ですが、手術によりまた少し左右差が広がってしまったのです。

 

 

4、苦しさ・不便さ

さてこの状態の何が辛いのか。

まず一つに両眼視が難しくなったことが挙げられます。本来は両目を使ってバランスよく見るというのがとても大切なことなのですが、それが難しくなったのです。

人によってはこの両眼視が出来ないことで、肩こり等不調の原因になりえます。

 

その為普段はまず右目にコンタクトを入れて左右差を少なくし、その上からメガネをかけるという工夫をしています。

少々面倒になりますが、これである程度の問題がクリア出来ます。

 

ただコンタクトを併用するといっても、コンタクトを併用しないバージョンのメガネも絶対に必要になります。

私にとって、このメガネの調整が特に難しいのです。

 

今までは私の不調の原因(頭痛、肩こり等)は精神的な原因だと思ってきました。

ですが少し前に眼科で、「頭痛、肩こりが酷いならコンタクトの併用に加えて、作業距離によってメガネを使い分けてみませんか?」と言われたのです。

そして実際にその見え方を試してみると、確かに楽になりました。

ですが一日の作業終了時に、今まで使っていたメガネをかけるとかなりの辛さを感じるんです。

「えっ、俺こんな疲れるメガネかけてたの?」って感じです。

今までアンバランスな見え方しか知らなかった私が楽な見え方を知ったことで、今までも感じていたであろう違和感を無視出来なくなったのです。

 

考えてみれば私は今まで頭痛、肩こりの他、距離感がつかみにくかったり、何となく見え方がおかしいという気持ちをずっと感じてきました。自分の見え方を信じることが出来なかったのです。

 

 

5、きっかけとなった情報

さてここまではずっと暗~いことを書いてきました。(笑)

そんな私ですが「おっ、これは自分にとって転機となる情報なんじゃないか?」というものに出会いました。

それはとある老舗眼鏡屋さんのホームページの記事なのですが、メガネ作りのあれこれについて様々な記事が書かれており、見え方の調整に苦労している自分の気持ちを汲み取ってくれるものでした。

 

不同視の人は私が感じているような不調を訴えることが多く、「この違和感はあって当たり前だったんだ!自分の感覚がおかしいわけではなかったんだ!」と少し安心したんです。自分の感覚を信じられないというのは本当に苦しいことですから。

でも改めて見え方の調整の難しさと、他の人が特に苦労せずに出来ること(メガネの調整等)が出来ない悔しさを大きく感じてしまう事にもなりましたが、何が問題かわからない状態よりもはるかにマシです。

 

残念ながら遠方の為行くことは出来ないのですが、それでも感銘を受けたことについてお礼のメールを送ってみました。するとご丁寧に返信メールを頂き、日々腕を高める為の勉強会に参加している店舗リストを教えてくださいました。そして「眼鏡作りは人選び」という言葉も頂きました。

 

私はこれまで眼鏡作成は眼科で処方箋を書いてもらうやり方でした。ですが今度気になるメガネ屋に行き、色々と相談してみようと思っています。

 

※ ※ ※ ※ ※

改めて言うまでもないですが眼科での検査はとても大切です。見えづらさが目の病気から来ている場合もあるからです。

ただ目に異常はないのが分かったうえでメガネ作りに苦労しているなら、値段が高くても技術力が高いメガネ屋を探すのもいいかもしれません。

個人的には見え方の調整に苦労している方は、激安の眼鏡チェーン店はお勧めしません。

金額はともかく、短時間での検査・フィッティングで満足出来る眼鏡が作成出来るとは思えませんので。

※ ※ ※ ※ ※

 

 

6、まとめ

今回は自分の状況とこれからの展望をまとめてみました。

これからは今の状況を恨むことより、「どうすれば楽に見えるようになるのか」にエネルギーを注ぎたいです。ですが不安も多々あります。

これまでたくさん眼鏡を作ってきましたが、その度に「あぁ、今回もしっくりこないな」という、期待を裏切られる感覚を何度も味わってきたので、眼鏡作りが少し怖くなっているんです。

でも新たな行動は新たな選択肢をもたらしてくれます。

眼鏡屋さんにメールを送った時も緊張しましたが、行動したからこそ今まで思いつかなかった選択肢が自分の中に生まれたのです。

 

願わくば一つの道が閉ざされたなら別の道が開けますように。