強迫性障害を乗り越えた先に

強迫性障害が治る時、それは新たなスタートです。

緩めることの重要性

こんにちは。最近どんどん寒くなっていきますね。ちょっと前までは暑くてぐったりしていたのに….

昔と比べて秋や春のような中間期が短いというか、丁度いい時期が無くなってきた気がします。

 

 

さて、今日のテーマは「緩める」ということについてです。

この「緩める」というのはストレス軽減や体の不調改善の為に、とても大事なキーワードなのではと最近思うようになってきたのです。 

 

 

 

1.なぜ緩めるなのか

私はこのブログで健康や病気についての考えを書いてきました。

 

私は体調の変化に敏感な方なので病院にもちょこちょこ行きますが、大抵「体に異常はありません、ストレスでしょう」という医師の言葉で終わります。

 

・肩がこる→整形外科→異常無し→薬

・頭痛が続く→頭痛外来→異常無し→薬&ストレッチ

・お腹が痛い→内科→異常無し→薬

などなどです。

 

このように多くの場合症状があっても、その部位に器質的に異常は見つからない為、薬などの対処療法で終わってしまう。

この流れに共感してくれる人もいるはず!(いて欲しい!)

私としては不満ですが、確かにこれ以上はどうしようもない…

そして今更ながらに思います。私の場合不調の多くは、精神的・肉体的緊張から来ていると。

身体を各部位に分けてみても異常無し、でも体全体での調整が必要だと。

 

そして極めつけの医者のセリフはこれです。

以前口やあご全般を診察してもらった時の医師の言葉。

「これからも歯の食いしばりは続きます」

「100回医者に診てもらうより、緩める生活スタイルをつくる事が大事」

 

でも私もそんなことわかっているんです。

「言われてすぐに出来るなら苦労はないよ!」と。

でもこの「緩める」をちゃんと考えた方がいいのかなと思うきっかけがありました。

 

 

2.二つのネックレス

きっかけは以下二つのネックレスです。

①磁気ネックレス

②ファイテンネックレス

 

 

 ※ここからは個人的な考えが多々含まれます。科学的根拠からではなく主観の話です。その点をご理解の上、読んでいただければと思います。 

 

 

①.磁気ネックレス

これはご存知の方も多いと思います。磁気の力で血行を改善し、こりをほぐすという有名な肩こり対策グッズですね。

私はデスクワークによる慢性的な肩こりで頭痛が続いていた時に購入しました。

 

効果についての実感は正直よく分からなかったのですが、ネックレスを外した途端に肩が重くなるので、効果に疑問を持ちつつも、外せなくなっていきました。

当初は「外した途端に肩が重くなるのは、磁気ネックレスによって症状が緩和されている為、外した途端に元々の症状を感じる」のだと思っていました。

 

でも最近はこう思います。

常に磁気を体に浴びていた為、体が持つ様々なものを「流す力」が弱まったのではないかと。

確かに磁気により血行が良くなり、こりに効いていたのかもしれません。

しかし体に常に力が働いているのは、本来不自然な状態だと思うのです。

 

私は「体は本来楽をしたがるもの」だと思っています。

人間も動物ですから、なるべく無駄な力を使わないように設定されている。

つまり常に磁気が働いていると、その分体が本来持つ「流れ」に使う力が落ちていくのではないかと…

 

これは私の超個人的見解です。でも磁気ネックレスは本当に「外した途端」に肩に重みを感じるのです。そうするともう外せなくなります。

ただし私の周りでは磁気ネックレスに効果を感じている人も多く、中には長年の頭痛がかなり楽になったという方もいます。

あくまで「私はこう思っただけだよ」ということです。

 

ただやはり外した当初は恐ろしい程肩が重くなりました。

そこで再び付けたくなりましたが、何とか耐え1週間程経った頃肩の重さはなくなりました。

 

 

②.ファイテンネックレス

このファイテンネックレスはご存知の方も多いと思います。

 

ラソン選手や野球選手等、アスリートにも付けている方が多いですね。

特にスケートの羽生結弦選手がつけていることでも有名です。

 

色々なところで紹介されているネックレスですので、説明は軽くにしますがこれは磁気ネックレスとは別物です。

アクアチタンというチタンを水溶化させる技術を用いて作られたネックレスで、「体に普段から流れている生体電流の乱れを整え、体が本来持っている力を発揮しやすくする」というものらしいです。

 

※ファイテンは上記のアクアチタンネックレスが主流ですが、中には磁気効果がプラスされたシリーズもあります。

 

 

このファイテン、最初はちょっと胡散臭く感じていました。

ですが私がファイテンに興味を持ったきっかけは効果ではなくデザインでした。チャラチャラした感じがなく、落ち着いていてカッコいいと思っていたんです。

 

またファイテンの基本概念は症状にピンポイントで効くというより、全身の乱れを整えることで体を本来のバランスに近づけるというものです。

(多分このような概念だったと思います。違ってたらすいません!)

 

私はその概念というかテーマが私に合っていると思ったんです。

これ冒頭で書いた心身の緊張を「緩める」重要性に、すごいリンクしているんです。

 

また、私はモノを買う時にそのモノの背景というか、どんな人がどんな想いで作ったものかという事を気にします。

例え高くても丁寧に作られたものを使う事で、生活が豊かになる気がするからです。

なので効果に疑いは持っていたものの、デザイン・商品概念も気に入った為、ファイテンネックレスを買うことにしました。

 

このファイテンネックレスの効果に関して私は「ある」と思ってます。

科学的作用については確かめようがありません。それでも付け始めてから睡眠が深くなったり、首のこりが軽減されたりと身体の調子がなんとなく良い気がするのです。

初めは「プラシーボ効果かな」と思っていたのですが、少なくとも体調が悪くなったわけでもないし、アクセサリーとしても気に入っているのでこれからも付け続けようと思います。

 

 でもこの「なんとなく」っていう感覚、結構馬鹿に出来ないものだなと感じます。

「このなんとなくいいと感じるもので生活を満たしていく」ことが、大事なのかもしれません。

 

 

3.最後に

 

以前、整体について記事で触れたことがあります。 

yoneson.hatenablog.com

私は整体について素人なので個人的見解になりますが、体が持っている回復力を発揮しやすいよう、体の状態を整えてあげるのがとても大事だと思うのです。

例えば体調を崩したときに、これまでの生活態度を見直すことなく、まるでサプリのように薬を飲んで対処したとしても、他の部位に別の症状が出てくるでしょう。

もちろん薬は上手く使えることが出来ればとてもありがたいものです。

それでも万能ではありません。

その為不調の原因が心身の緊張や生活習慣だった場合、これまでのスタイルを振り返り、調整することが必要だなと思います。

 

そうはいっても生活態度や自分の傾向を見直すって、とても大変で難しいことですよね。

でも下手な例えになりますが、力が入ったままストレッチをしても、錆びた鉄を「ギギギッ」と無理に動かしているようなもので、ストレッチ効果も大幅に落ちるでしょう。

なので私みたいに真面目(?)で、力の入りやすい人は身体を動かすことに加え、心身を緩めるというのがとても大切だと思い、今回の記事を書きました。

 

これからますます気温も下がり、体も固く緊張しやすくなっていきます。

それに備えて自分なりの「緩める」を体得していけたらいいなぁと思います。