強迫性障害を乗り越えた先に

強迫性障害が治る時、それは新たなスタートです。

いい病院とは?

こんにちは。yonesonです。

少し遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします!

 

せっかくのお正月でしたが、年末年始頭痛が治まらずブルーな正月になってしまいました….

 

私事ですが母が大きな病気になってしまい、加えて私自身もバタバタしていたので、かなりしんどかったのです。

そんなこともありやっぱり健康が一番大事だと改めて思いました。

 

少々愚痴っぽくなりましたが、今年もマイペースな更新で続けていこうと思っています。

 

新年一発目の記事は「いい病院とは?」というテーマです。

ただ最初にお断りしておきますが、この記事は「あの病院が良かった」等の固有名詞を挙げるものではございません。

診察や病院を変わる中で感じた、個人的な考えになりますのであしからず…

 

 

目次

 

 

1.そもそもいい病院とは?

さて一口に「いい病院」といっても難しいと思います。

人によって感覚は違いますし、病気の種類・治療内容によってもその基準は大きく変わってくるでしょう。

例えば難しい手術が必要なケースであれば、多少口が悪くても高い技術を持っている医者がいいかもしれません。

後は「診察に時間をかけてくれる」、「混んでない」等基準は人によってまるで違う….

 

それと治療を受けている途中で、「治療方針はこれでいいのか、病院変わった方がいいのか」と迷うこともあります。

同じ病気でも治療方針は医者によって全然違いますよね。

加えて今はネット上に病気や健康法についての情報があふれていて、病院の口コミ等も多数あります。

 

ですが膨大な情報の中から適切な情報を選ぶことは至難の業です。

ただでさえ人・医師によって考えは違う上、商売と結びついている情報や、無数の個人の考えの中から医療の素人である私達が、何が正しいのかを判断することは難しいです。

 

病気の心配をしてネットで調べてみると、候補に大量の病気が出てきます。

そして自分の症状が大きな病気の症状と少しでも一致すると、不安でいてもたってもいられなくなり、疑い始めるとその病気としか考えられなくなります。

そうなると病気自体(と疑われる症状)の苦しさより、病気じゃないかと心配することのほうが、はるかに大きなストレスとなってしまいます…

 

ですが私個人で言えば、今までネットで調べて疑った病気が事実だったことはありません。

 

身体的な病気ですら医師によって診断が違う。

ましてメンタル的な症状となれば、それこそ医者を変えるたびに違う病名が付けられることもあります。

 

以前のブログでも少し書きましたが、患部が無いというのは凄い面倒です。

患部が無いということは自分の訴えと医師からの問診が診断の鍵になりますが、メンタル的な病気はそこがぶれる事が多いと思います。

何故ならこちらの思考力が落ちている為、診察時に的確に自分の状況を伝えるのが難しいからです。

 

私が初めて病院を受診したのは今から15年以上前のことですが、当時は病院の総合受付で自分の症状を伝えるのも大変だったことを覚えています。 

 

 

2.全体を診る重要性

これは精神科だけに限らない話かもしれませんが、第一関門(?)の受診に至っても問題が出てくることがあります。

これは私自身の経験談で他の方も経験があるかもしれませんが、医師がしっかりとした問診を行わずにすぐに薬を処方するケースです。

私はこのパターン絶対におかしいと思います。

 

患者のライフスタイル(食事、睡眠、運動等)のチェックや、とりまく状況を洗い出さずに、薬を飲むだけでは状況の改善は難しいと思います。

そもそも体調を崩す原因は無数にあります。身体の不調が精神的な不調を招いている可能性もありますし、栄養不足から調子を崩すことだってあります。

 

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ 

私の知り合いにうつ病の診断で投薬治療をしていた人がいましたが、何年経っても一向に回復せずにまいっていました。

ところがある病院で睡眠時無呼吸症候群と診断され、治療を開始した所それまで悩まされていた「不眠」や「倦怠感」等がなくなり、現在は元気に過ごしています。

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

 

つまり私が切に願う事は、医師には全体を観察して慎重に診断・治療して欲しいということです。

考えられる原因を丁寧に見ていき、そのうえで薬服用が患者にとって必要な時に処方して欲しいと思います。

でもこちらに余裕がない時は、医師の判断が適切かなんて分からず従うしかないですよね。

 

こうして初動が上手くいかなかった為に、時間がかかり別の不調が出てくることも大いにあり得ます。

私自身も少々時間がかかり過ぎたと悔しい気持ちになることがあります。

 

 

3.私が良い先生だと感じたポイント

私は病院に頻繁に行きますし、これまで病院を変わったことも多々あります。

その中で「この先生は良さそうだ」と思ったポイントは、

 

 ①患者を呼ぶ際しっかりとした口調

 ②こちらの質問に嫌な顔をしない

 ③早口過ぎない

 ④自分の判断に自信を持ちすぎていない

 

等ですね。

 

今はインフォームドコンセントという言葉が浸透してきていますが、これは本当に医師に寄りけりですよね。

また私は医者に行く目的は以下二つあると思っています。

 ①症状の改善

 ②自分が納得する為

 

①は言わずもがな病院に行く一番の理由です。「苦しいからなんとかして欲しい」というものですね。

 

②に関しては個人的にとても大事だと思います。例えば症状には治るものもあれば、付き合っていかなければならないものもあります。

後者の付き合っていかなければならないものに関しては、「受け入れる」という姿勢が求められると思います。

しかし医者からただ「治らないよ」と言われても、簡単に受け入れることは出来ません。重い症状なら尚更です。

でも医師から「こういう理由で症状を0にするのは難しいですが、一緒に取り組んでいきましょう」と説明を受け、伴走者を得た気持ちになれれば、受け入れやすくなる気がします。

 

辛いのは医師の説明に納得できず、不安と疑念を持ちながらその医師にかかり続け、悶々と生活することだと思います。

 

 

私にとっての信頼出来る医師は、「自信」と「謙虚さ」を持ち合わせているように思います。

医師としてというより、人として信頼出来そうな医師にあたると、張りつめていた心がほぐれホッとすることもありますよね。

 

 

4.最後に

今回の記事のテーマは歯医者を変えたことがきっかけによるものです。

冒頭にも書きましたが、私は去年の年末から頭痛が続いていて困っていました。

そんな中ある新聞で「噛み合わせ」特集を掲載していて、噛み合わせ不良は頭痛や肩こりを始め、全身の不調に繋がることがあるとのこと。

私は去年の夏あたりから頭痛が増え始めたのですが、日記を読み返すと頭痛が出る前日に歯科で治療を受けていたのです。

 

今回の不調との直接の因果関係はわかりません。

でももしかすると長年の頭痛悩みに大きな希望が見えるかもしれないと思い受診することにしました。

 

本格的な治療・調整はこれからですが、そのお医者さんは歯だけでなく、全身をチェックしながら丁寧に問診してくれました。

 

通常治療・診断は首が痛いなら首の異常、腰なら腰周辺というように、一対一対応でチェックを行いますが、患部周辺に異常が無く原因は分からずじまいということも多いと思います。

その為全身をチェックしてくれたことに驚き、「こんな先生もいるんだ、ありがたいなぁ」と少しホッとしました。

 

改めていい医者・いい病院選びというのはとても難しいです。

それでも最終的には「人と人」による部分が大きいと思います。

自分にとってしっくりくるお医者さんを見つける事が出来ればとても幸せで、どの先生に診てもらうかで「良くも悪くも人生が変わる」といっても過言ではないと思い、記事にしてみました。

 

 

それでは今年もよろしくお願い致します。

皆様(自分も!)にとって、「良い一年」になりますように。